コピーライティングとよく似た言葉としてセールスライティングという言葉もありますよね。
この2つの違いを理解し、使い分けて文章が書くことができるようになると、あなたの商品やサービスが驚くほど売れるようになるはずです。
この違いを知らない方が多いので、最後まで読んで違いを理解してくださいね。
・コピーライティングとセールスライティング違いがよくわからない
・使いこなせるようになるために、まずは全体像を理解したい
コピーライティングとは
人を惹きつける文章のこと
コピーライティングとは、言葉で人の心理を動かし、行動させる技術のことを指します。
最近は特にインターネットを使った販売が多いため、紹介文やキャッチコピーにコピーライティングを使っている企業がとても多いです。
一般的にビジネスの場面でよく見かけられますが、本質としては人の心を動かして行動させる言葉の技術なので、実は普段の生活の様々な場面で使われているんです…!
コピーライティングが活かされる場面
企業のキャッチコピー
こんなTVCM、一度は見たことありませんか?
・お茶「おーい、お茶」「選ばれたのは綾鷹でした」
・ロッテ「お口の恋人」
・マクドナルド「i’m lovin’ it」
・カルピスの「カラダにピース」
このように、コピーライティングは読者に広告文という認識を持たせず、企業を知ってもらえるような深く刺さる言葉として作られています。
そして、コピーライティングとよく似た言葉としてセールスライティングがあります。ここからは2つの言葉がどのように違うのかについて解説しますね!
セールスライティングとは
行動を促す文章のこと
セールスライティングとはその名のとおり、商品やサービスを「購入」、「利用してもらう」ことを目的として文章のことです。
「購入」、「利用」以外にも「お問い合わせ」や「予約」「資料請求」など、ユーザーの行動を促す文章の作成もセールスライティングに含まれます。
セールスのために作成する文章は、もともとチラシやダイレクトメールなどの紙媒体で使用されていましたが、パソコンやスマホの普及により、Web上で商品やサービスを購入・利用する方が増えたため、Web上でのセールスライティングの重要性がより高まっています。
セールスライティングが活かされる場面
セールスライティングも、実は日常の中でいろいろなところで触れている機会があります。
例)
・自社サイト(HP)、自社オウンドメディア(ブログ)
・ランディングページ(LP)
・ECサイト
・メルマガ、ダイレクトメール(DM)、公式LINE
・YouTubeなどの動画作成
自社サイト(HP)、自社オウンドメディア(ブログ)
セールスライティングスキルを活かすことで、Web上で自社の魅力を効果的に伝えることができたり、HPやブログ上で獲得を目指す問い合わせのための導線を作成したり、適切なキーワードを使用しコンテンツを作成することで検索エンジン最適化(SEO)向上につなげることができます。
ランディングページ(LP)
ランディングページ(LP)は、特定の目的を果たすことに特化したサイトのことをいいます。
サイトへ訪れた人へ効果的に訴求内容を伝え、限られたスペースで商品やサービスの魅力を感じてもらい、アクションまで結びつけることが求められるLPは、セールスライティングが必須のスキルです。
ECサイト
ECサイトはオンライン上で行うネットショッピングのこと。
楽天やアマゾンなどの規模の大きいECモールから自社運営する自社ECサイトまで幅広く存在しています。
ECサイトにおいてセールスライティングスキルは、商品やサービスの特徴を説明しその魅力を伝え、お客様に購入してもらうための情報提供手段として重要な役割を担っています。
メルマガ、ダイレクトメール(DM)、公式LINE
メルマガやダイレクトメールは特定の個人に直接メッセージを配信します。
セールスライティングスキルを活用することでより自分ごと化しやすく行動を起こしやすい情報発信をすることができます。
最近ではメルマガに代わり、公式LINEでの情報発信が盛んに行われるようにもなっています。
YouTubeなどの動画作成
文章ではなく映像がメインになる「動画」においてもセールスライティングスキルが活かされているんです。
どこで活用されているかというと、動画の台本やシナリオ作成の部分。
どのように動画内で視聴者へ魅力を伝え、興味を持ってもらえるかを考える際にセールスライティングスキルが活かされています。
コピーライティングとセールスライティングとの違い
ライティング術は双方に作用していますが、簡単にいうとセールスライティングもコピーライティングのうちの一つです。
コピーライティングを実践するにあたり、人がどんな時に欲しくなるのかを理解しておくとさらにぐんとライティングスキルを向上させることができます。
違いは行動を促すかどうか
セールスライティングとコピーライティングの違いはユーザーに行動を促すことを目的にしているかどうかです。
セールスライティング:ユーザーに行動してもらうための文章
コピーライティング:ユーザーに自社商品・サービスを印象づけるための文章
★コピーライティング
「イメージアップ(ブランディング)」や「認知度の向上」が目的
★セールスライティング
「ターゲットにアクションを起こしてもらうこと」が目的
両者の違いからわかるように、
・知ってもらう、興味を持ってもらうこと
・興味を持って購入をするなど行動に移すこと
は似ているようで少し違う、ということがお分かりいただけたでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
同じようで少し違う2つのライティング、使い分けることができるようになると、場面に応じて使い分けができるので、ケタ違いの文章を書くことができるようになります。
セールスライティング:ユーザーに行動してもらうための文章
コピーライティング:ユーザーに自社商品・サービスを印象づけるための文章
あなたの商品・サービスの購入につなげて売上げUPするために、これらの違いを意識しながら文章を作成してみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!